概要
AzPainter/AzDrawing で保存された APD/ADW ファイルに関する、CUI ツールです。
※APD ファイル内でレイヤテクスチャが使用されている場合、指定されているテクスチャ画像は、別途必要になります。
その場合、オプションで、テクスチャ画像のディレクトリを指定してください。
- APD v1-v3、ADW v1-v2 のファイルを読み込めます。
- 各レイヤを合成した一枚絵画像を、PNG/BMP/PSD 形式で一括出力できます。
PSD に関しては、"8bit グレイスケール"・"1bit モノクロ" での出力も出来るので、印刷原稿用の画像として一括変換することも可能です。 - 各レイヤを独立したイメージとして、PNG/BMP/PSD 形式で出力できます。
- A16bit/A1bit レイヤに指定されているレイヤテクスチャを、テクスチャ画像のパスを元に、指定色のレイヤに変換して、画像として出力できます。
(レイヤテクスチャを無効にし、レイヤの線の色をグレイスケール色にセットします)
これにより、トーン画像をグレイスケールイメージに変換することができます。
※APD ファイル内でレイヤテクスチャが使用されている場合、指定されているテクスチャ画像は、別途必要になります。
その場合、オプションで、テクスチャ画像のディレクトリを指定してください。
ソースコード
使用例
## APD ファイルを、一枚絵として PNG に出力 $ apdtool -o /path/outdir *.apd ## APD ファイルを、一枚絵として PSD (1bit モノクロ) に出力 $ apdtool -o /path/outdir -f psd --mono *.apd ## APD ファイルの各レイヤを PNG で出力 $ apdtool -o /path/outdir input.apd => input_00.png, input_01.png, ... ## トーンテクスチャをグレイスケール色に変換 1. 使用されているテクスチャのパスをすべてテキストに出力 $ apdtool -T texture.txt *.apd 2. テキストを編集し、色情報を書き込む 例: tone/60L_20.png@20 (=> 20% 濃度の色) 3. テキストを指定して画像出力 $ apdtool -t texture.txt *.apd